平日
穏やかな昼下がり
息子と公園に来た
少し体調を崩した息子の看病ということで
今日は会社を休んだ
子供の調子も少しずつ快方に向かい
気分転換に外に出ることに
家の前の学校の横に
小さな公園がある
息子とベンチに腰掛け
ゆったりとした時の流れに心を預ける
暖かい風が木々を揺らし
木漏れ日が優しく降り注ぐ
教室の窓から溢れる子供たちの声が
またひとつ時の流れに彩を添える
隣の息子は眩しそうに目を細めて
遠くを見つめている
僕は木々の葉が擦れ合う音に耳を傾けて
すっと目を閉じる
こうしてここにいると
日頃の忙しさが嘘のようで
まるで別世界のように感じる
些細なことに気を揉んで
迫り来る時間に追われ
険しい顔になる
読んで字の如く
心を亡くすと書いて
「忙しい」
そんな状態に陥りがちな自分を戒める
少なくとも僕にとって
いや多分ほとんどの人間にとって
この自然に耳を傾ける
「花鳥風月」
を楽しむことが
穏やかな時間こそが
必要なのではないかなと
そう思える昼下がり
細かい理屈はわからないけれども
この感覚はたしかだ
自然と触れ合うことで
自然に耳を傾けることで
少しずつほぐれていく
心と身体
もう少し自然との距離
大切にしていこう
