よし、本を書こう

前回の投稿を最後に

しばらくここから遠ざかっていた

春の風が心地良かった五月から

季節は足早に進み

暦の上では立秋を過ぎた

夏の公園の木陰の地面には

小さな穴ぼこがちらほらと見え

その頭上の木々では蝉が最期の輝きを放っている

まだ今年蝉ファイナルは見ていない

甲子園も始まったばかりだ

つまり夏はまだ続いている

それでも時々夏の中に秋を感じる瞬間が

日増しにふえている

そんな一つの季節が過ぎようとしているこの数ヶ月も忙しかった

仕事に家事に育児に…

自分の時間なんてものはほとんどなかった

でも、その隙間を縫うように

いそいそと励んできたことがある

執筆活動である

「本を書きたい」

そう思ったのは今年の初めのことだった

このサイトを作り

言わばこの秘密基地から日々を綴り

世の中に何かを打ち出していこうとする中で

どうしてもブログという形態では収まりきらない分量や熱量を持つものを

もっと違う形で届けてみたいと思った

コスパ、タイパ、SNSにショート動画

そういったインスタントな世の中に逆行するような試みではあるが

この時代に本という形にして届けてみたいと思った

本の題材は自分の暮らしである

笑われるかもしれない

でも書けることなんてそれしかないのだから

開き直っていそいそとこの数ヶ月間書き連ねてきた

日々の生活の中で感じたこと

考えたこと

そうした一つ一つの断片を

かき集めて書き連ねて

文字数は3万字を超えた

自分の中にこんなにも書きたいことがあったのかと驚く反面

まだ足りないと思える自分もいる

この試みがどうなるかわからない

でも今の自分ができることの一つとして

世の中という大海原に投げ込んでみようと思う

「A Man ある男の暮らし」

そんな本を届けようと思う