温もりの朝

ここ数日

雨の日が続いている

三寒四音を繰り返し

徐々に季節は初夏へと移り変わっていく

この時期特有の気まぐれな天気のように

我が息子の機嫌もうつろいやすい

先月二歳になり

「イヤイヤ期」の真っ只中である

もともと一歳になる頃から自我の強い少年だったので

もう既に前倒しで入っていて

本来のイヤイヤ期が始まると言われる二歳になってからも

特段何か警戒することもないだろうと思っていたが

ここに来てイヤイヤっぷりはギアを上げ

トップスピードに乗る勢いである

夏の長雨のように

いつ終わるとも知れない不機嫌の嵐に

心が折れそうになる夜もある

しかし止まない雨が無いように

ぐずついた空に差し込む光のような一瞬もある

今朝はそんなひと時だった

温もりの残る布団の中で息子と二人

頬と頬を寄せ合いながらぬくぬくとしていた

窓からは青空が見え

差し込む光が暖かい

触れ合う肌は柔らかく

真横にある笑顔に

心が溶けてしまいそう

こんな瞬間があるだけで

僕は幸せである

この幸せを

噛み締められるだけ噛み締めて

いつまでも大切にしまっておこう